私は先日、小学校1年生の長女と、今シーズンの初滑りに行ってきました。
このとき、シーズン初滑りでは、オフシーズンの間に滑り方を忘れているので、もう一度教えることが大切だということに気がつきました。
というのは、シーズン初滑りとはいえ、昨シーズンに木の葉落としが出来るようになっていたので、「補助をしなくても大丈夫だろう」と私は考えていたのです。
ですが、最初はまったく滑れず、補助をしながらの横滑りの練習からスタートすることになったのです。
結果として滑っているうちに思い出すのですが、最初は、私がビックリするほど忘れていたんですね。
今回は、この経験をもとに、小学校低学年の子供の場合、シーズン初滑りでは昨シーズンに出来ていたことも教え直してあげることが大切だということを書いていきます。
頭ではまったく覚えていなかった
スキー場へ向かう車の中で「滑り方は覚えてる?」と聞いてみたところ、「うーん、全然覚えてない」と返ってきました。
「おいおい!本当かよ?」と思いましたが、その言葉通り、最初はまったく滑れませんでした。
自分で滑る自信が無さそうだったので、最初は上の写真のように手を繋いで補助をしながら滑り始めたのですが、昨シーズンに補助なしでスイスイ滑れた長女が、私の手に頼った姿勢になってしまい自分でバランスを取れなくなっていたのです。
「去年出来ていたんだから、大丈夫だよ」と言って、手を離して自分で滑るように教えたのですが、滑れるようになる気配が無かったんですね。
その姿勢を見たときに、横滑りと言われても、それがどういう滑り方をしていたのかを忘れていると感じました。
なので、初めて横滑りを教えた時のように、バランスを取れる姿勢やボードの操作の仕方から教えることにしたんです。
その時の反応が、「そんなの知ってるよ!」という感じではなく、素直に聞いていたんですね。
どのようにボードを操作するとか、どうすればバランスがとれるかという知識は、覚えていなかったようです。
私が感じた印象として、頭では覚えていないという感じでした。
体が覚えていたので復習するとすぐに出来るようになった
ただ、滑り方を教えていくうちに、横滑りはあっさりと出来るようになりました。補助していたのは、距離にして30メートルもなかったと思います。
30メートルと書くと長く感じられるかもしれませんが、初心者コースのリフトでも500メートル位はあるので、初心者コースを滑り出してすぐに思い出した感じです。
そのほか、止まり方や木の葉落としなども、滑り方を説明して2~3回補助して練習してみると、そのあとは昨シーズンに出来ていたレベルまですぐに戻りました。
なので、頭では覚えていなくても、体が覚えているように感じました。
シーズン初滑りでは、もう一度教えてあげるほうが思い出しやすい
このように、昨シーズン出来ていたことでも、忘れていて出来ないことがあります。
そのとき、「去年出来たでしょ!」と言うのではなく、もう一度最初から教えてあげることが大切だと気がつきました。
昨年出来たことをもう一度教えるのは、「分かってるよ!」と言われそうですし、時間の無駄のようにも感じますが、そうではないのです。
小学校低学年くらいの子供であれば、本当に忘れてしまっている可能性があるので、改めて教え直したほうが思い出すのは早いんですね。
ですから、そのシーズンの初滑りの場合、子供が忘れていて出来ないようであれば、初めて教えた時のように教えてあげて下さい。