私は先日、長女のスノーボードウエアを買ったのですが、あえてスノーボードメーカーではなく、アウトドアメーカーから選びました。
というのは、我が家は1シーズンに5回くらいしかゲレンデに行けないので、スノーボード用として使う機会は多くないのです。
ですが、子供の雪遊びや学校のスケート教室、雪が降った時の通学などにスノーボードウエアを使いたい機会は多いんですね。
このとき、Burtonなどのスノーボードメーカーのウエアですと、私の場合、いかにもスノーボーダーをアピールしている感じで、「どうかな?」と思ってしまうのです。
その点で、アウトドアメーカーのスノーウエアで、スノーボードにも使えるものは、いかにもな感じがなくて良いんですね。
ただ、アウトドアメーカーのものは、スノーボード用とは表示されていないので、スノーボードに使えるか悩んでしまいます。
そこで今回は、私のようにアウトドアメーカーからスノーボードウエアを選ぼうと考えている方へ向けて、私が、スノーボード専用ではないウエアの、どこを見てスノーボードウエアとして使えると判断したかについて書いていきます。
ブーツに被せるパウダーガードがついていること
まず、最も重要視しているポイントは、パンツの裾の部分に、ブーツに被せるパウダーガードが付いているかということです。
パウダーガードとは、パンツの腰や裾、ジャケットの腰の部分などに付いていて、雪が入ってくるのを防いでくれるものです。
パンツの裾に付いているものはブーツに被せて使います。下の写真のような感じですね。
このようにブーツに被せると、裾がめくれ上がったときでもパウダーガードはめくれないので、ふくらはぎの部分に雪が入ってくるのを防いでくれます。これが無いと、雪が入って冷たい思いをしますし、ブーツのふくらはぎ部分が濡れてしまいます。
スノーボードウエアで付いていないものはないと言っても良いくらい必須の機能なのですが、スノーボード用でない場合は付いていないことがあるんです。
パンツの裾の部分を見たとき2重になっていて、内側のペラペラものがゴムなどで伸縮するようになっていれば、それがパウダーガードです。
まずは、この部分を確認し、パウダーガード付いているものから選びます。
ジャケットの手首の部分が絞られていること
次に確認するのが、ジャケットの手首の部分が絞られているかということです。
スノーボードは、転んだり手をついて起き上がったりと、なにかと雪に触ることが多いです。
このとき、ジャケットの手首の部分が絞られていないと、グローブとジャケットの隙間から雪が入ってきます。そうするとグローブなどが濡れてしまうので、子供が「冷たいからやりたくない」と言い出すことが考えられるんですね。
これを防ぐためにも、ジャケット袖口をグローブに被せて、絞ってあげることが大事になります。なので、この機能も必須と感じています。
この部分に関しては、ゴムで最初から絞られているものでも、マジックテープで絞れるものでも私は気にしていません。ですが、絞れないものはスノーボードには使えないと判断しています。
ジャケットの腰の部分にパウダーガードがついていること
最後に確認するのが、ジャケットの腰の部分にパウダーガードがついているかです。
ジャケットの腰の部分のパウダーガードとは、下の写真の矢印で示した部分です。
このボタンを止めると隙間がなくなるので、お腹のところに雪が入ってくるのを防げますし、冷気が入ってくるのも防げます。
さっきも書きましたが、スノーボードは転ぶこともあるので、そのとき、雪が入ってこないのは大事なポイントです。
また、スノーボードとは関係ないのですが、子供の通学の時などはジャケットだけ着ることもあります。このとき、腰の部分のパウダーガードがあれば、冷気がお腹のところに入ってこないので暖かいです。
正直なところ、私が買った上下セットは、パンツがオーバーオールのようになっているので、上下で使うときは必須とまでは言えないのですが、有ったほうが良いと考えています。
結局何を買ったのか
以上の、「ブーツに被せるパウダーガードがついていること」「ジャケットの手首の部分が絞られていること」「ジャケットの腰の部分にパウダーガードがついていること」を判断基準として長女のスノーボードウエアを選びました。
実際に購入したのは、コロンビアのフロスティスロープセットです。これら3つの機能が付いているのに、安いんですね。
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実を言うと、2シーズン前にも長女には同じセットを買っています。
その使用感として、パンツがオーバーオールのようになっているので、トイレに行く時は、ジャケットも脱がせなくてはいけないのが大変ですが、それ以外は満足しています。
なので、小さくなって買い換えなければいけなくなったとき、同じモデルを買うことにしました。