子供のスノーボードデビュー前に!家で教えておいたほうが良いこと

家でやること アイキャッチ 教えるときに注意すること

私が、長女のスノーボードデビューで失敗したと感じたのが、基本姿勢などをいきなり雪上で教えるのではなく、あらかじめ家で教えておくべきだったということです。

というのは、雪がなくても教えられることはあるんです。ですが、私は、事前に何も教えずに滑りに行ったので、「こんなのあらかじめ家で教えておけば、もっと効率良く教えられたのに」と感じることが多かったんですね。

そこで今回は、自分の子供をスノーボードデビューさせて分かった、「デビュー前に家で教えておいたほうが良いこと」をご紹介します。

デビューの日にスクールを受講する予定であれば必要ありませんが、あなたが教えようと考えている場合には、これらの準備をしておくことでスムーズに教えられますよ。

基本姿勢

教えておけば良かったと最も感じたのが基本姿勢です。

基本姿勢は、雪がなくても問題なく教えられます。というか、足元が不安定な雪の上で教えるよりも、家で教えたほうが簡単です。

それに、基本姿勢は滑る前に教えたいのですが、滑る前に教えても、子供は早く滑りたがるので聞く耳を持たないんですね。その点、家で教えれば、落ち着いた状態でしっかりと教えられます。

また、一度基本姿勢を教えておけば、滑り出すときに「滑る姿勢」などと言っただけで子供は基本姿勢をとってくれます。家でやっておけば、ゲレンデでは「滑る姿勢」と言うだけ良いんですね。

そうすれば、説明の時間を無駄に使わずに済むとも感じました。

前足荷重

前足荷重も家で教えておけば良かったです。

前足荷重とは、進行方向に対して前側にある足に体重を多めに乗せることです。(レギュラースタンスなら左足、グーフィースタンスなら右足に多めに体重を乗せることです)

これが出来るようになると、そのあとの止まる練習がラクになります。逆に、後ろ足に体重を乗せてしまう癖(後傾の癖)がついてしまうと、止まる練習に手こずることになります。

私は滑る直前に教えたので、子供がときどき後傾になってしまうことがありました。

家で事前に教え、前足に体重を乗せる感覚が身についていれば、このようなことはなかっただろうと感じました。

かかとやつま先への荷重

かかとやつま先への荷重の仕方も、子供が小学生以上なら、家で教えておいたほうが良いです。

私の場合、長女は4歳でスノーボードを始めたので、止まる練習は2回目のスノーボードからやりました。

ですが、私がインストラクターをしていた時の経験では、小学生以上であればデビューの日に止まる練習まで出来ます。ですので、子供が小学生以上なら、デビューの前にこれもやっておいたほうが良いです。

前足加重のところでも書きましたが、止まる練習の直前にかかとやつま先への荷重の仕方を説明するよりも、事前に家で教えて何度か練習したほうが、滑る時にうまく加重しやすいです。

また、家で説明しておくことで、止まる練習のときの説明を少なくすることが出来ます。

直前にいろいろ説明しても子供は覚えきれないので、説明は短いほうが伝わり易いです。説明を短くできるという意味でも、あらかじめ家で教えておいたほうが良いです。

ゲレンデでの時間は限られている

子供の場合、雪遊びをしたり休憩したりするので、ゲレンデでスノーボードばかりしている訳にはいきません。ですから、スノーボードをする時間は限られてくるんですね。

その限られた時間で効率よく練習し「出来る!」を実感することで、スノーボードを好きになって欲しいです。そのためにも、無駄な説明時間を省くべきです。

また、家であらかじめ荷重の仕方を練習しておくとこで、失敗する回数を少なくできます。そうすれば、「スノーボードは難しいからイヤだ」と言われることもなくなります。

私のように、「こんなのあらかじめ家で教えておけば、もっと効率良く教えられたのに」と反省しないためにも、「基本姿勢・前足荷重・かかとやつま先への荷重の仕方」を家でやっておくことをオススメします。

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