子供のスノーボードを、買うのかレンタルにするのかで悩みませんか?私は散々悩んで、4歳の長女のスノーボードは、レンタルせずに買うことに決めました。買うことにした理由は、以前こちらの記事で書いています。
今回は、買ってから2シーズンが経過した今、買ったことについて、どのようなメリットやデメリットを感じているかについて書いていきます。
結論から先に述べますと、私は買ったことについては全く後悔していません。本当に買って良かったと思っています。その主な理由ですが、以下の4つのメリットを感じたからです。
- 本当に2シーズン使用できた
- 道具に問題がないのでストレスなく教えられる
- 行く場所が限定されなくなった
- 金銭的に気軽に行ける
あえて、デメリットについて挙げると
- スノーボードの管理が面倒である
- 売ることを考えると、傷がついた時にショックを受ける
ということです。
では、これらを詳しく説明していきます。
本当に2シーズン使用できた
私は、身長102センチの長女に、少し長いかもしれないと思いながら、90センチのボードを買いました。ブーツは普段履いている靴と同じサイズを買いましが、インソールを抜くことで2センチのサイズ調整が可能なモデルでした。
そのため、2シーズンは使用できると見込んでいました。というか、2シーズン使えると見込んだから、買うことに決めたんですね。
ですが、子供の成長は分からないので、本当に2シーズン目に使えるか不安がありました。
それで、実際どうだったかというと、身長は10センチ近く伸び、足も1センチ程大きくなりましたが、問題なく使えました。私にとっては、子供用のスノーボードは安い買い物ではないので、2シーズン使用できて良かったと感じています。
道具に問題がないのでストレスなく教えられる
私はスノーボードインストラクターをしていた経験から、ブーツが柔らかすぎると、横滑りや木の葉落としが上達しにくいことを知っていました。特に、足首の力が弱い子供は、その差がハッキリと出ることも知っていました。
最近は、レンタルもかなり良くなりました。ですが、行くスキー場によっては、運が悪いと、使用回数が多く、柔らかくなりすぎたブーツを借りることもあります。
仮に、そのようなブーツを私が借りた場合、「こんなブーツじゃなければ、長女はもっと上達するのに。やっぱり買っておけば良かった」などと思い、ストレスを感じていたでしょう。
スノーボードを買ったことで、このようなストレスの心配はなくなりました。
また、レンタルで試していないので比較は出来ませんが、新しいブーツなので、実際に、横滑りの上達は早いとも感じています。
行く場所が限定されなくなった
スノーボードを買ったことで、行きたいスキー場に行けるようになりました。「買わなくても、行きたいスキー場には行けるよ」と思いがちですが、そうでもないんですよ。
なぜかというと、4歳が使うであろう80~90センチのスノーボードは、レンタルがないスキー場が意外と多いんです。子供のスノーボードを持っていないと、レンタルがないスキー場には、行けなくなってしまいます。
例えば、私がよく行くスキー場には、4歳向けのレンタルはありません。このスキー場は、家から車で1時間程度と近く、村営のためかリフト代、食事代とも格安なんです。また、広い無料休憩室があるので、子連れで行くには都合が良いんですね。
子供のスノーボードを買ったことで、このようなスキー場にも行けるようになりました。
また、長女のスノーボードデビューは近所の公園です。
4歳児のデビューであれば、雪とスノーボードに慣れる程度で終わってしまうので、リフトは使えないことがほとんどです。そのため、わざわざ交通費と時間をかけて、スキー場に行く必要はないと考えて、公園にしたんです。
これは雪の降る地方限定ですが、スノーボードを買ったことで、このような選択も出来るようになりました。
金銭的に気軽に行ける
子供のスノーボードを買ったことで、レンタル料金を気にせずに、滑りに行けるようになりました。この意味でも、金銭的に気軽に行けるようになったと感じます。
ですが、私が、金銭的に気軽に行けるようになったと感じるのは、他の要素なんですね。
それは、格安のスキー場に行けるということです。
リフト券の値段は、スキー場によってかなり違いがあります。リフトが何基もあり、ホテルが併設されているような、リゾート感たっぷりのスキー場では、大人一日券が5000円くらいします。
逆に、リフト1基しかないような、小さなスキー場では2500円くらいです。ですが、このようなスキー場は、レンタルに力を入れていない場合が多く、4歳児向けのレンタルがないことが多いんですね。上で書いたように、実際、私がよく行くスキー場にも4歳児向けのレンタルはありません。
子供のスノーボードを買わなかった場合、レンタルを求めて、リゾート感のあるスキー場に行かなくてはなりません。高いリフト券を買い、リゾート価格の高い食事代を払うことになります。また、私の家からは、このようなスキー場までは距離があるので、交通費も高くつきます。
リゾート気分でスノーボードをしたい時には、この選択もアリだと思います。ただ、私には、毎回この選択では、家計的にキツいのです。
一方、スノーボードを買ったことで行けるようになった、村営スキー場の場合です。毎週日曜日は、親子割引があるので、私と長女の4時間券を合わせた値段が1300円です。食事代として、長女がラーメン500円、私と妻がお気に入りの600円の味噌ラーメンを食べても、合計3000円です。
交通費と、帰りにアイスが食べたいと言われることを考えても、5000円持っていけば十分です。本当に節約したければ、無料休憩室でお弁当を食べることもできるので、財布に2000円あれば行けてしまいます。
このような意味で、スノーボードを買ったことで、金銭的に気軽に行けるようになったと感じています。
スノーボードの管理が面倒である
続いてデメリットです。
子供用のスノーボードとはいえ、ワックスはした方が良いです。
ワックスをすると、スピードが出るので、初心者はしないほうが良いというのは間違いです。滑る板の方が、方向を変えやすいので、止まりやすくなります。結果、怖くないです。
ということは分かっていても、私はワックスがけが嫌いなので、面倒です。レンタルならば、ワックスの手間がなくて済みます。
売ることを考えると傷がついた時にショックを受ける
子供用のスノーボードは、使えなくなったら、オークションで高く売れます。ですが、傷が付くと高い値段は期待できません。
コンディションの良いゲレンデで、普通に滑る分には、スノーボードに傷がつく心配はないです。
しかし、教えるときに、子供が予想外の動きをすると、自分のボードと子供のボードが重なるときがあるんですね。その時、傷がつくことがあります。
実際、娘の板は、小さい傷がついてしまいました。
オークションで売るつもりだと、傷がついたときショックを受けることになります。
以上、私が子供のスノーボードを買って感じた、メリットとデメリットでした。このようなメリットとデメリットを感じたうえで、私は、冒頭で述べたように、買って良かったと感じています。