子供をスノーボードデビューさせるにあたり、「うちの子はレギュラーなの?グーフィーなの?」という疑問が出ると思います。
というのは、子供用のスノーボードを買うときやレンタルするとき、最初に「レギュラーですか?グーフィーですか?」と聞かれるからです。
この質問をされたとき、スケートボードやサーフィンなどの横乗りのスポーツを少しでもやったことがあれば、そのスタンスにすれば問題ありません。ですが、スノーボードから始める場合には、「さて、どっちだろう?」となってしまうんですね。
そこで、今回は、レギュラー・グーフィーの見極め方と、「レギュラーですか?グーフィーですか?」と聞かれたときの答え方について書いていきます。
見極めるためのいろいろな説があるが完璧なものはない
レギュラーかグーフィーかを見極める方法は、例えば、「右利きならレギュラー、左利きならグーフィー」や「サッカーボールを蹴る足が右ならレギュラー、左ならグーフィー」など色々な説があります。
けれども、その確率が高いと言うだけで、絶対に当たっている訳ではないんですね。
そう言えるのは、私の友人に、このような説にまったく当てはまらない人が居るからです。
また、手は右利きなのに足は左利きのように、診断結果がバラバラの人も居ます。こうなると、どの説を信じたら良いか分からなくなります。
実は、私自身も小学校入学前までは左利きで、小学校入学の時に右利きに矯正されたそうです。その名残か、野球で打つのは左です。
野球で打つ時は横向きに構えるので、これが左利きならスノーボードでもグーフィーかな?と試してみたことがあります。ですが、グーフィーでは滑りにくく、結果としてレギュラーでした。
このように、レギュラーかグーフィーかは簡単には判別しにくいのです。
ダックスタンスにして両方やってみるのがベスト
では、どのように見極めるのが良いかというと、ダックスタンスにしてどちらも試してみるのがベストです。
ダックスタンスとは、ビンディングをガニ股に付けて、どちらにも滑れるようにしたスタンスです。そうすると、ビンディングを付け替える手間がなく両方を試すことが出来ます。
これで両方試してみて、子供が「こっち向きの方がやりやすい」と言った方が、その子にあったスタンスと判断するのが一番確実です。
このように書くと、「初めての子供にダックスタンスは滑りにくいのでは?」と思われる方も居るかもしれません。
ですが、詳しくは小学校入学前の子供にオススメなスノーボードのスタンスは の記事で書いておりますが、ダックスタンスは初心者の子供にはオススメのスタンスなんです。
なので、両方試すためにダックスタンスにしたからといって、滑りにくいということは無いんですね。
私の長女の場合
私は実際に、長女のスノーボードデビューの時はダックスタンスで両方試してみました。
右利きでサッカーボールを蹴るのも右足なので、レギュラーだろうとは思っていたのですが、「どっち向きで滑る方がやりやすそう?」と聞いたとき、「分かんない」が答えだったからです。
それで、両方試した結果、「レギュラーの方が滑りやすい」と言ったので、直滑降や止まる練習はレギュラーをメインに練習しました。
長女は4歳10ヶ月でデビューしたのですが、この年齢でも、滑っているうちにどちらが滑りやすいかというのは分かるようです。
ですので、両方試してみて子供に聞くのが最も確実です。
「レギュラーですか?グーフィーですか?」への答え方
以上のように、私はダックスタンスにして両方試すのがオススメだと考えています。
ですから、スノーボードを買うときやレンタルするときに、「レギュラーですか?グーフィーですか?」と聞かれたら、「まだ判断がつかないので、ダックスタンスにして下さい」と答えるのが最も良い答えだと考えます。