３歳でスノーボードデビューした私の息子の話ですが、３回スノーボードに行っても、レギュラーかグーフィーかがはっきりと分かりませんでした。
私はスノーボードインストラクターの経験があるので、普通の人よりは詳しいつもりでいましたが、それでも判別できなかったんです。
今回は息子を例に、小さい子供ではレギュラーかグーフィーかが判断できない場合もあるということをご紹介します。
息子の利き手と利き足
まずは判別できなかった息子の、利き手と利き足についてです。
息子は、手は右利きです。これは絵を書くのも、箸を持つのも、ボールを投げるのも右手なので、間違いありません。
足はというと、多分左利きだろうという感じです。というのは、ボールを蹴るようになった頃からしばらくは左足で蹴っていたのですが、突然右足で蹴るようになったり、また左に戻ったりするので、左利きだという確信が持てないのです。
ですが、左で蹴ることが多いので、多分左利きだと思っています。
一般的には、右利きならレギュラーであることが多く、左利きならグーフィーであることが多いです。
ただ、息子の場合は、手と足がバラバラなので、利き手と利き足では判断できませんでした。
レギュラーで滑らせてもグーフィーで滑らせても変わらなかった
利き手と利き足では判断できませんでしたが、私は、実際に滑らせてみれば判るだろうと思っていました。
ですが、冒頭で書いたように、３回スノーボードに行っても判断がつかなかったのです。
私は最初、息子にレギュラーとグーフィーの両方で滑らせてみて「どっちが滑りやすい？」と聞いたのですが、３歳の息子にはどちらが滑りやすいか分からなかったようで、はっきりとした答えは返ってきませんでした。
それなら、何度も両方で滑らせて、バランスが取りやすそうなスタンスを私が見極めようと思ったのですが、何度やっても大きな違いが出ないのです。
多少グーフィーの方が良さそうだと思って、しばらくグーフィーで練習させたのですが、私がレギュラースタンなので、無意識にレギュラーで滑らせてしまうときがありました。
そうすると、グーフィーのときと変わらずレギュラーで滑っていくのです。
結局のところ、どちらで滑っても大きな違いはなく、３回スノーボードに行きましたが、「グーフィーのような気はするけど、レギュラーの気もする」で終わってしまいました。
長女の時に使った判別法もダメだった
実は、私には、長女をスノーボードデビューさせたときに気付いた、簡単な判別法があったんです。
それが下の写真のような格好で押したときに、どちらが安定するかというものです。
４歳でデビューした長女も、最初にレギュラーとグーフィーの両方で滑らせてみて、「どっちが滑りやすい？」と聞いたのですが、「分からない」という答えでした。
なので、両方のスタンスでしばらく練習したんです。
デビューの日は、先ほどの写真の格好で、私が長女を押しながら斜面を登り、登ったら直滑降で滑るのを繰り返しました。
登るときも滑るときも、レギュラー・グーフィーともやっていたのですが、30分ほど経ったころ、レギュラーのときだけ安定してきて押しやすくなったんです。
一方、グーフィーにして押すと、バランスが取りづらいようで、相変わらずフニャフニャしていて押しにくかったんですね。
その辺りから長女も、レギュラーの方が滑りやすいと言い始めたので、押していて早く安定する方が、その子に合っているスタンスだと見分けられると分かったのです。
この方法ですと、子供に触れているので、安定してきたことが分かりやすいです。なので、自分では良い判別方法だと思っていました。
ですが、息子の場合には、どちらで押しても同じくらいの安定具合で違いがなかったのです。というよりも、３歳ですので、違いが出るほど上達しなかったのかもしれません。
ですので、私のとっておきの判別法も通用しませんでした。
判別できない子供もいる
以上書いてきたように、いろいろ試してみましたが、結局のところどちらか分かりませんでした。
このように、小さい子供の場合には、レギュラーかグーフィーかはっきりしない場合があります。
スノーボードインストラクターをしていたときも、「子供が小さいうちはレギュラーかグーフィーかがはっきりしないこともある」と教えられたので、このようなことは、私の息子だけではないようです。
ちなみに、判別できなかった私がどうしたかといいますと、１シーズン両方練習させることにしました。
スノーボードは、フリースタイルなら両方滑れたほうが良いですし、無理に決めつけなくても良いと考えたんですね。
なので、息子が成長し、どちらが滑りやすいか気付くまでは、そのまま両方練習させようと考えています。
