Burtonアフタースクール2017-18モデル80センチを実際に子供に使わせた感想

アフタースクールを使った感想 アイキャッチ スノーボード用品

私は、2017年11月にBurton アフタースクール 2017-18モデルを3歳の息子のために購入し、1シーズン実際に使用してみました。

今回は、このモデルを実際に使用してみて感じたことを書いていきます。

本当によく回るボードだった

このボードは、BURTON直営オンラインストアのページにUFOみたいなボードと表現されているように、本当によく回るボードでした。

実際に使ってみると、ちょっとしたきっかけでボードが向きを変えてくれるのが分かります。

なので、止まり方やターンの練習をする段階の子供には扱いやすいとボードだと感じました。

子供が小さい場合、体重移動でボードをコントロールすると教えても、なかなか理解できません。そのため、「行きたい方向に体を向ける」のような表現でボードの動かし方を教えることが多いでしょう。

この、「行きたい方向に体を向ける」のような小さな動作でも、回りやすいボードなので向きを変えやすいんですね。

私の息子の場合、まだ自分で止まる練習には入れなかったので、私が補助をしながらブレーキをさせてみたのですが、本当に簡単にボードの向きが変わりました。

このことから、3歳~4歳でも止まり方やターンを習得させられるような頻度でスノーボードに行ける方には良いボードだと感じています。

ただし、私のように1シーズンで3回ほどしか滑りに行けないと、3歳児では自分で止まる練習までたどり着けないことがあります。私の息子は、緩斜面を直滑降で滑るだけで終わってしまいました。

このような場合には、よく回るボードの良さはあまり感じられません。

そして、直滑降をするだけの段階ですと、もう少し回らなくても良いのではないか?と感じたのも事実です。

ツインチップが良かった

このボードは前後対称に設計されたボードに、前後対象でビンディングが装着されています。

ですから、レギュラーで滑ってもグーフィーで滑っても全く違いがないんですね。

このことは、BURTON直営オンラインストアのページにも

レギュラーでもスイッチでもまったく同じライドフィールを提供する、ノーズとテールが同じ設計のシェイプです。

と書かれています。

私の息子の場合には、この設計が非常にありがたかったです。

というのは、3歳児がレギュラーかグーフィーかが判別できなかった例の記事でも書いていますが、私の息子はレギュラースタンスかグーフィースタンスかが、3回滑りに行ってもはっきりしなかったんです。

なので、グーフィーかな?と感じながらも両方で練習させていました。

このとき、前後対称のボードですと、いちいちビンディングを付け替える手間がないのでラクです。

もちろん、普通のボードも、ビンディングを付け替えなくても反対向きには滑れるのですが、どうしてもセットしたスタンスの方が滑りやすくなってしまいます。

なので、ツインチップの設計はとても良いと感じました。

ブレーキが効かないというほどではなかった

このボードは逆エッジになりにくく回りやすいように設計されているため、エッジの部分やノーズやテールが浮いています。

アフタースクールのノーズの写真

詳しくはこちらの記事で書いていますが、私は、この設計ではブレーキが効きにくいのではないかという不安を持っていました。

Burtonアフタースクールスペシャル80cm 2017-18モデルを買った感想

なので、試しに、ブレーキができる長女に、このボード使ってブレーキや横滑りをしてもらったのですが、雪質が良い場合には心配する必要はありませんでした。

問題なく止まれましたし、横滑りもできていたんです。

ただ、長女が使用しているK2のGROM PACKAGEよりはブレーキが効きにくいように見えたのも事実です。

なので、これがアイスバーンのようなゲレンデコンディションであれば、ブレーキの姿勢のまま減速できずに滑っていく可能性があります。

そのため、アイスバーンのコースは避けるなどの配慮は必要になると思います。

まあ、子供にアイスバーンを滑る練習をさせることはないと思いますから、この点は私の心配しすぎなのかもしれませんね。

ビンディングのラチェットが大きいので子供にも操作しやすい

アフタースクールは2点セットになっていて、ビンディングもあらかじめセットされています。

このビンディングのラチェット部分が、非常に大きく作られています。

ラチェット部分の写真

なので、子供でも扱いやすいです。

私の息子は3歳ですから、自分でビンディングを締めることはありませんでしたが、目を離したすきに自分でビンディングを外せていました。

そのくらい、大きく扱いやすいです。

このビンディングは小学校低学年まで使えそうなサイズですから、小学生であれば自分で締めることもできるでしょう。その場合、このビンディングのラチェットは大きいので、簡単に、そしてしっかりと締められると感じました。

軽いので子供でも持ち運びができる

このボードは、私が予想していたよりもずっと軽かったです。そのため、3歳の息子でも持ち運ぶことができました。

スノーボードは荷物が多いので、子供がボードを持ってくれると助かる場面もありますし、私の息子のように、自分でボードを持ちたいと言い出すこともありますから、軽いほうが良いんですね。

それに、滑ることに関しても、軽いボードの方が子供には良いです。

これは、私がいろいろなボードに乗ってきた感想になりますが、軽いボードの方が簡単に向きを変えてくれるんですね。

これに対して、重いボードはスピードを出したときには安定して良いのですが、素直に動いてくれない感じを受けます。

Burtonアフタースクールを使用する子供ですと、ボードに高速域での安定性は求めませんから、軽いボードはとても良いと感じています。

総合的な感想

以上のような点をふまえて考えますと、Burtonアフタースクール80センチは、4歳前半までの子供が使うには良いボードだと感じています。

特に、小さい子供でもターンを練習させたいと考えている場合には、とても良いです。

価格もBurtonというブランドの2点セットとしては高くはありませんしね。

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ただ、正直に申し上げますと、私は4歳10ヶ月でスノーボードデビューした長女にはK2のGROM PACKAGEという3点セットを購入していて、ボードに関しては、私はそちらのほうが気に入っています。(ビンディングはBurtonの方が気に入っています)

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ですが、K2のGROM PACKAGEには80センチはなく、90センチからしか販売されていません。

90センチのボードは、身長105センチ位にならないと扱いにくいので、それ以下の身長でスノーボードデビューするなら、Burtonアフタースクールが良いと感じています。

私自身も、身長95センチの息子用には、Burtonアフタースクールが良かったと思っています。

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