子供が木の葉落としが出来るようになる前と後では、親の服装をガラリと変えることをオススメします。
なぜかというと、子供が木の葉落としが出来るようになるのを境に、親の体感温度がまったく変わってしまうからです。
これを知らないと、とても寒い思いをすることになるかもしれません。
今回は、子供が木の葉落としが出来るようになった時の親の服装について書いていきます。
スノーボードを始めたばかりの頃は暑い
子供がスノーボードを始めたばかりの頃は、斜面を登ったり、転んだら起こしてあげたり、補助をしたりと、どうしても親の運動量が多くなります。
そのため、非常に暑く感じます。
この時に、普段滑る服装で教えていると、汗だくになるほどです。
ですから、こちらの記事で詳しく書いていますが、子供がスノーボードを始めたばかりの頃は、薄着をすることをオススメしています。
木の葉落としが出来るようになると寒くなる
これが、子供が木の葉落としが出来るようになると、一変します。
普段滑る服装でも、逆に寒く感じてしまうんですね。
というのは、子供が木の葉落としが出来るようになると、行きたいところに自由に滑っていけるようになるんです。ので、ほとんど補助がいらなくなります。
また、リフトも使えるようになるので、斜面を登ることもなくなります。
そうなると、暑く感じなくなります。
これだけを考えると、普段滑る服装でも良い気がしますよね？
ですが、木の葉落としが出来るようになった頃は、滑るのが遅いんですね。
なので、親は子供の後ろをゆっくりと滑って着いていくだけになります。極端に言えば、ゲレンデでほとんど立っているだけになるのです。
自分のペースで滑るよりも、圧倒的に運動量が少なくなるんですね。
そのため、普段滑る服装では、寒く感じることになります。実際に私も、厚着をしたつもりでしたが、寒い思いをしました。
横滑りが出来るようになったら注意
以上の理由で、子供が木の葉落としが出来るようになる前と後では、親の服装をガラリと変えることをオススメします。
それで、目安として、どの段階で服装を変えるかと言いますと、子供の横滑りが安定してきた頃が良いです。
横滑りが安定しないうちは補助が必要になりますし、ゲレンデの端に寄ってしまったときには、そこから脱出するために押してあげたりしなくてはいけません。
そのため、まだまだ運動量が多いです。
これが、横滑りが安定してくると、まず補助が必要なくなります。
そして、すぐに木の葉落としが出来てしまうんです。というのは、横滑りでエッジを上手く使えるようになってくると、そこから少し体重移動をするだけで、木の葉落としが出来るからです。
今までたくさんの子供にスノーボードを教えてきた印象として、横滑りが出来たなぁと思ったら、次のリフトでは、ほとんど補助が必要なくなるという感じです。
あっという間に、体感温度が変わるんですね。
これを知らずに、子供のスノーボードを始めたばかりの頃のイメージのままで薄着でいると、非常に寒い思いをすることになります。
ですので、横滑りが安定してきた頃を目安に厚着に変えると、寒い思いをしなくてすみますよ。
