小さな子供が怖がらずにスノーボードに慣れるための3つの方法

見分けやすい方法の画像 教え方

スノーボードデビューの日、子供が怖がりな性格だった場合、最初から自分で滑るのは怖いということが考えられます。また、子供が小学校入学前と小さく、親として、最初から自分で滑らせるのは不安だという場合もあるはずです。

今回は、そのような時に使える、子供が怖がらずにスノーボードに慣れる方法を3つご紹介します。

親が押しながら滑る

まずは、平らな場所で親が押しながら滑る方法です。

最初の写真のような格好で、腰とヘソのあたりを支えて、親がゆっくりと歩きながら子供を滑らせて下さい。

はじめのうちは子供がフラフラして押しにくいのですが、繰り返していると徐々に押しやすくなってきます。それは、子供が滑るボードの上でバランスを取れるようになってきている証拠です。

押しやすいと感じてきたら、少しずつ歩くスピードを上げて、徐々にスピードに慣れてさせていきましょう。

この練習方法の良いところは、子供としては、親に完全にサポートしてもらっているため、怖いと感じることなく、ボードに乗って滑ることを味わえるということです。加えて、親と遊んでいるような感覚のため、練習させられているという気持ちにならないようです。ですから、非常に楽しそうにスノーボードをしてくれます。

押している途中で手を離し自分で1メートルほど滑らせてみる

次は、上で書いた押しながら滑る練習の発展です。

押しながら滑っている途中で、支えている手を離し、1メートルほど補助なしで滑らせてみましょう。雪質などで手を離しても滑らない場合は、手を離すときに、軽く押してあげて下さい。

コツとしては、押している途中で、子供が安定したら手を離すことです。そうすれば1メートル位なら転ばずに自分で滑っていけます。

この時の注意点ですが、手を離したあとも子供についていき、1メートルくらい滑ったらまた支えて下さい。平らな場所で練習していれば、手を離したあと1メートルも滑れば勝手に止まってくれるのですが、止まる時に転びやすいんですね。そのため、止まる時は支えてあげたほうが良いです。

この2つの方法を、実際、私は長女が4歳の時に試してみましたが、この練習だけで楽しそうにしていました。また、親としても、子供と密着しているので、一緒に遊んでいる感じが強くて楽しかったです。

後ろの手をつないで滑る

最後は、後ろの手をつないで滑る方法です。

上の写真のように、後ろの手をつないだ状態で、親が歩いて滑らせてあげて下さい。

上に書いた2つの練習方法で、スノーボードで滑る感覚はなんとなくつかめているはずです。この練習方法で、長い距離を子供自身で滑ることで、さらにバランスをとる練習をしてみましょう。

この練習方法は、長い距離を滑る練習ができるのに、スピードが出すぎる心配がないというメリットがあります。そのため、怖がりな子供や、小さな子供にはオススメの練習方法です。

このときの練習場所ですが、平らな場所ではなく、手を離したらゆっくりと滑っていく位の斜度があったほうが良いです。

そのため、最初練習していた平らな場所から、少し移動する必要があります。移動するときは、最初に紹介した、親が押しながら滑る方法で移動すると、時間の無駄がなく、体力的にもラクに移動できます。

あとは親が押しながら斜面を登り、後ろの手をつないで斜面を下るのを繰り返してください。これで、登りも下りも滑る練習ができます。

以上、子供が怖がることなくスノーボードに慣れる3つの方法をご紹介しました。どれもスピードが出すぎる心配がなく、転ぶことが少ない練習方法です。

ですから、怖がりな子供さんや、小学校入学前の小さな子供さんのスノーボードデビューの時には、オススメの練習方法です。

この練習から始め、スノーボードに慣れてきたら自分で滑るようにすると、怖がらずにスノーボードで滑る感覚が身につきます。ぜひお試し下さい。

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